【百万畳ラビリンス】夢か、現か、それとも...
今回紹介するのは「百万畳ラビリンス」です。
ジャンルとしてはミステリー・ファンタジーになっています。
「俺マンガ大賞2015」の6位にランクインしており、
結構知ってる人もいるのかなと思ったのですが、
話題を聞いた覚えが無いなと思ったので紹介しようと思います。
あらすじ
人とかかわるのが苦手な礼香はルームメイトの庸子と、ゲーム会社クラインソフトのデバッカーのアルバイトをしていたが、突如終わりなき迷宮「木造迷路」へと迷い込んでしまう。
誰とも会うことができないその空間で、ふたりは現実に戻ろうとするが…。
この作品の魅力
- 少ない巻数で読み応えがある
マンガは巻数が多いとどうしてもかさばってしまったり、全巻揃えると値段が…と少しためらってしまっう方も多いかと思います。(電子版でもかさばりはしませんが値段は変わらないですし)
ですがこのマンガは上巻、下巻で構成されているので、さらっと読めますし、満足感もかなり高いです。
- 先の読めないストーリー
どうやって迷宮を攻略していくのか、なぜこの空間が作られたのか。誰が作ったのか。
読み進めていくうちに、どんどん明らかになっていくのですが、その方法が全く関係ないところからのひらめきで、ここが繋がっていくのか!と想像できない展開が広がっていき、最初から最後まで飽きることなく読み終えられます。
- ゲームのバグ要素が盛りだくさん
ゲーマー御用達、ゲーマーじゃなくても多少は知ってる、みんな大好きバグです。
四天王の扉の前で波に乗ったり地下通路行ったりすると花畑やら森に出られたり、
8月31日におねんねすると8月に閉じ込められて9月を迎えることができなかったり。
そんなみんな大好きなバグを活用して物語を進行させていくのが本作品!
おわりに
正直なところ10巻近く刊行されてたりするマンガだと気楽に買って読んで見てねってちょっと言いづらいんですけど本作は2巻しかないのでみなさんも買って読んで布教活動してください。
バグを活用していったりSFミステリー要素盛りだくさんなのでゲーム好きな人は絶対ハマると思います。
ゲーム好きじゃなくても世界観がすばらしく、ワクワクさせられる作品なのでぜひ読んでみてください。
でわでわ