くぉぶちの本棚

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【嘘解きレトリック】嘘を見破る探偵助手。

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今回紹介するのは「嘘解きレトリック」です。

ジャンルとしてはヒューマンドラマ、ミステリーになります。

 こちらのマンガは10巻と少し巻数が多いのですが、完結しているのでちょうどよく読み終われると思います。疎まれた能力で人助けをしたり、謎を解いたり、といった物語を楽しむことができます。

 

あらすじ

 舞台は昭和初年、九十九屋町。生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃は、空腹で行き倒れたところを貧乏探偵の祝左右馬に助けられる。鹿乃子は「人のウソを聞き分ける」能力をもっており、そのために故郷の村の人々から疎まれてきたが、左右馬はその能力を「探偵として素晴らしく便利」と言い、行く当てのない彼女を探偵助手として勧誘する。

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嘘解きレトリック 1巻より

 

この作品の魅力

  • 人との出会い

 人に疎まれて生きてきた鹿乃子にとって母親以外のやさしさを貰えたり、嘘を見破ることができるとわかっているのに一切嫌がらずに探偵助手として起用してくれたりと、人との距離感や態度に戸惑いながらも笑いあえる。そんな物語になっています。

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嘘解きレトリック 1巻より
  • 嘘を利用しての謎解き

 本作はドラマ要素が大きいのですが、ミステリーも随所にあり嘘を見抜き解決していくというのが大まかな流れとなっています。

 嘘が見抜けるからと言って、「嘘をついてる!」といって犯人扱いするのではなくその言葉が嘘ならば...嘘じゃないならば...といったようにきちんと納得できる解決をするので読んでいてとてもスッキリできます。

 

  • 話のテンポが良い

 ミステリーというと大まかに事件パート、推理パート、解決パートと結構1つの事件が長かったりすると思うのですが、本作はスッキリとしています。

 ですが、ちゃんと話はキレイにまとまっていて読みやすく、左右馬の飄々とした態度も笑えることができ、楽しく読み進めることができます。

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嘘解きレトリック 1巻より

 

おわりに

 もうちょっと早く更新したかったなぁ~って思ってたんですけど色々と忙しくて遅くなっちゃいました...

 年内には1記事書きたいと思っててつい先日に時間ができたので必死に書いてちょっと突貫気味になった気がしないでもないですがクオリティ的にはいつもこんなもんだったかなといった気もしなくもないですね...

 来年も適度に書いていこうと思うので見ていただけると嬉しいです。

 

でわでわ